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あっても良いよね。


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「モチーフ編みのバッグ」素材/エコアンダリヤラフィー


昨日、福島に住む従妹が東京に来たので会うことができました・・・30年ぶりかも?
彼女は、南相馬に住んでいたのです。親と息子夫婦、娘夫婦、幸いみんな無事だったものの
震災・津波・原発により住む家を無くし、職は全員解雇されてしまい
今はそれぞれが東京や神奈川や千葉にばらばらに住み始めたようです。

どんな言葉をかければ良いのか迷いながら
「無事で良かった、大変だったね」と私が言い始めたら
彼女はきっぱりと言いました。
「やさしい言葉は言わないで」
「やさしくされると泣きたくなっちゃうから」
「楽しい話をして」と・・・

背負わされてしまったものがあまりにも大きく
ただ静かに耐えている感じで、胸がつまった。

私には何もできないけど、ちょっとでも楽しい気持ちになることができればと思いながら
編んでいたバッグを手渡すことができました。
とても喜んでくれた。でも結局、彼女を泣かせてしまったけど

震災後、私のようなモノ作りはこのようなときには一番必要のないモノではないかなと思っていたけど、
違うのかなぁ。

心の栄養は、日常不可欠なもの以外なのかも。
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by squle | 2011-05-04 11:43 | 編み物
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